関西馬の東日本遠征について

投稿者: | 2014年1月28日

 

今回は関西馬が関東圏に遠征するときの狙い目を伝授します。

今さらのネタではありますが、視点を変えれば、まだまだ利用価値はあります。

関東遠征とは、関西馬が中山、東京、福島、新潟のレースに出走すること。

上記4競馬場での関東馬(美浦トレセン所属)と関西馬(栗東トレセン所属)の3年分の成績を見比べてみると、

 

関東馬 勝率6.3% 単勝回収率67%

関西馬 8.7% 単勝回収率82%

 

このように西高東低ぶりは健在です。

そこでまずは簡単に回収率の高い関西馬の狙い方を紹介します。

それは、障害レースは関西馬の関東遠征を狙うことです。

 

勝率11% 連対率21% 複勝率29%

単勝回収率90% 複勝回収率85%

 

回数率100%には届かないですが、障害レースは平地に比べて注目度が低いため、少しヒネると狙えるパターンが見つかります。

障害競走に興味のない人も多いと思いますが、儲かりやすい市場で勝負するのも賢いプレイヤーと言えるでしょう。

他には関西馬が関東に遠征する際に、『芝→ダ』『ダ→芝』と馬場を変更するパターンです。

わざわざ関東に遠征を行なう上に、馬場の変更をするとは、よほどの自信があるか、何か特別な意図があるのではないか?と考えることができます。

 

勝率5% 連対率10% 複勝率16%

単勝回収率108% 複勝回収率79%

 

関東遠征&馬場変更の組み合わせで、上記の成績になります。

このように調教師の意図や、他の競馬ファンが気にしていない部分を掘り下げれば、プラスになるパターンは存在します。

しかし安易にプラスになる部分を抜き出すのではなく、理由を説明できる部分を抜き出すように注意しましょう。

「なんだか分からないけど、回収率が100%超えるからOK!」

このパターンは再現する可能性が低いで危険です。