今回はコンピ1位90で考えてみましょう。
コンピ1位90といっても、当然オッズが違えば成績が違います。
単勝オッズ1.0~1.4倍 勝率66.0%
単勝オッズ1.5~1.9倍 勝率48.0%
単勝オッズ2.0~2.9倍 勝率42.1%
同じコンピ1位90でも、オッズが甘くなると成績が悪くなってきます。
例えば、「コンピ1位90だから、この馬は鉄板だろう!」と考えたとします。
あなたにとっては、もう鉄板馬にしか見えません。
でも実際のオッズが2.8倍だった場合、その馬は鉄板レベルの活躍ができない可能性があるのです。
でも逆にコンピ88でも、単勝オッズが1.3倍だったら、その馬は鉄板級の成績になるでしょう。
コンピ90=単勝2.8倍⇒鉄板馬ではない
コンピ88=単勝1.3倍⇒鉄板馬
これの違いをしっかり理解してくださいね。
コンピ88より、コンピ90の方が優れているハズなのに、単勝オッズが変われば、実際の成績が変わるのです。
つまり、コンピ指数値だけでは「正確な評価ができない」ということになります。
結局は、実際のオッズによって成績が左右される訳ですね。
これはコンピ指数研究家としては問題発言かもしれませんが、コンピ指数はその程度の正確性しかないのです。
なぜならコンピ指数は予測オッズですから。
だからコンピ指数を細分化して調べてハジキ出したデータに、どれほどの信ぴょう性があるのか?疑問なのです。
私はこの考え方なので、コンピ指数を細分化して考えないようにしています。
あくまでもザックリと、レース全体のチカラ関係を読むために使うのです。
つまり、コンピ指数はすべて共通の方が良いという考え方ですね。
細分化してコンピ指数の偏りを見つけて、ピンポイントで攻略するのもひとつの手段ですが、なかなか難しいかと思います。
もちろん優秀なコンピ理論は他にもたくさんありますが、コンピ指数の特徴に一番フィットしている使い方は、レースの波乱度合いを分析することだと私は考えています。
他のスピード指数やマイニングなんかもそうですが、その指数の特徴をしっかり理解して攻略するようにしましょう。