今回は急激に成長する人が必ずやっていることを公開します。
突然ですが、私は自分より優れていると思う人のマネをします。
そうすれば、その人がいるポジションに近づくことができます。
そしてそこから自分色を出してアレンジしていく、というプロセスが私は本当に得意です。
もちろん私も幼少期から他人をマネをしていたのではなく、あるキッカケがあったからです。
その「優れている人のマネ」をやり始めた理由を今日は紹介します。
もともと、私は平凡な人間です。
学生時代の成績は、いつもクラスで真ん中くらい。
スポーツは人より少しできる程度で、一流ではありません。
なんとなく出来るけど、ズバ抜けれない残念な感じです。
よく母親に「器用貧乏」と言われてました。
オリジナリティがなく、その他大勢に埋もれる存在だったのです。
オリジナリティが欲しい!と思っていた私が、なぜ他人のマネをするようになったのか?
それは大学生時代のバイト先にあります。
私は当時大手外食チェーンのダイニングバーでバイトをしていました。
私が働くお店の料理長は30代後半の人だったのですが、グループ内の他店の料理長に比べたら断然若いのに、周りから一目置かれる存在でした。
とにかく料理が独創的で、美味しかったのを今でも憶えています。
お店もかなり流行っていました。
私は正直、こういう人が「天才」と言うんだろうと関心していました。
平凡な私からしたら、かなりの大スターだったのです。
そんなある日、私がバイトに行ったら、更衣室で料理長が料理の本を読んでました。
「???」
勝手なイメージですが、料理をするシェフは、厳しい修行時代に身に付けた技術と、インスピレーションで料理するものだ!と思っていたのです。
それに目の前にいるのは、あの大スターの天才料理長。
「なんで料理長が料理の本を読んでいるんですか?」
思ったことをそのまま聞いたのですが「いや~来月のオススメメニューが、良いアイデアが浮かばなくてさ~」と、料理長の口から意外な言葉が出てきました。
「???」が頭上に浮かびます。
「アイデアって料理長の頭の中で浮かぶものじゃないんですか?」とまた思ったことを聞いてみたら、「いやいや、自分の中だけでは限界があるしさ、他の人からアイデアやヒントを貰うんだよ」という返事が返ってきました。
この料理長の言葉が「優れている人のマネをしてもいいんだ!」と思ったキッカケです。
誰もが認める天才料理長は「他人のマネ+ちょっと自分」で、オリジナリティを出していたのですね。
オリジナルを作れ!と言われると、ついついゼロから考えてしまいがちですが、他人のアイデアをベースにそこからアレンジしていけば、それは自分のモノになるとそのとき気付いたのです。
だからあなたも、
「私には良いアイデアがない・・・」
「私は頭が良くない・・・」
「私はセンスがない・・・」
こんな風に考える必要が、一切無いということです。
あなたが優秀だと思う人のアイデアや考え方、そして行動などを貪欲にどんどん取り込みましょう。
その目標の人になったつもりでマネするのです。
あとはそれの繰り返しでOKです。
気が付けば成長しているはずなので、「他人のマネ+ちょっと自分」をやりましょう。
世の中のほとんどのことが、その組み合わせで出来ています。