現在、私はけっこう変わり者だと言われます。
プロフィール漫画にも描かれていますが、BARは料理で差別化を図るのが難しいので、マスターや店員のキャラ勝負だったりします。
もちろん色んなスタイルのBARがあるので、ひと括りにするつもりはないですが、私のお店はキャラ要素が強かったです。
だから普通では絶対にダメで、お客さんが一度会ったら忘れないキャラ=変わり者である必要があったわけです。
当然、合わない人はまったく合わないので嫌われますが、ヘコヘコしてて当り障りのないキャラが、一番記憶に残らないので最悪です。
幼いころは人と違うと仲間はずれにされることもあるので個性が出しにくいですが、大人になるとちょっと変わってると言われる方が良いと思います。
なので、私は常識を逸脱した考え方や行動を、進んでするようにしています。
もちろん人に迷惑を掛けない、そして自分で責任を持てる範囲でです。
では、あなたは常識人でしょうか?
???
もし常識人なら、ちょっとマズいと思ってください。
「識」とは『物事を区別して見分ける』という意味です。
すなわち常識人とは『通常の感覚で物事を区別して見分ける人』ということになります。
これは「あなたは普通の人です」と言われているのと同じです。
ここから競馬の話になりますが、競馬はその他大勢と同じ考え方では負け組に入るシステム。
だから常識人には厳しい仕組みなのです。
『こいつ、ちょっと変わってるやつだな』と思われるぐらいの濃いキャラの方が、面白いことが思いついたり、他とは違う視点で物事を見れると思います。
おれ常識ある方だし!と思うのは、今日で終わりにしましょう。
結局のところ競馬は、みんなが勝てないと思っているのに、本当は勝つ確率の高い馬を探すゲームなのです。
みんなと同じ場所から同じ視点で見ていたら、同じ物しかみれないものです。
逆立ちしてナナメ読みするぐらい、変わり者になりましょう。