どうすれば面白い馬券術を作れますか?

投稿者: | 2015年12月24日

 

『どうすれば面白い馬券術を作れますか?』とよく聞かれます。

私が何か馬券術を作りたいな!と思った場合、まず競馬本や競馬雑誌を読んで、他人の知識に触れるところからスタートします。

そして雑誌や書籍を読んでると、

 

『なるほど、なるほど!』

『確かに、その場合はそのパターンが有効的かも!』

『うまいこと考えるな~』

 

と思う部分が出てきます。

それを実際に手を動かしてTARGETで調べてみるのです。

その考え方がTARGET上で再現できれば、そこから自分流にアレンジできないか?

まずは思考の部分で考えます。

一度、TARGETから手を離すのです。

 

ここがかなり重要で、回収率が100%を超えている馬券術を調べたとき、ここからもっと回収率が良くなるパターンを探します。

 

すると、回収率が高い部分だけを、無理やり抜き出してしまうことが往々にあります。

このパターンで作った馬券術は、かなりの確率で再現しないでしょう。

数字を追いかけるのではなく、他の競馬ファンの裏をかくことを考えるのです。

例えば、

『中山競馬場って内枠有利がセオリーですよね?』

『みんな内枠有利を意識してます。』

『でも本当は違いますよ!』

『実は冬場の中山の芝は、霜が降りて内側の馬場が荒れやすい。』

『見た目は普通でも、芝の下の土がジュクジュクになっているのです。』

『だから外側を回れる外枠の方が有利になるんですよ!』

というような、競馬ファン心理の裏を行くストーリーを考えるのです。

 

あなたは、この中山の内枠が荒れる事実を知っていましたか?

 

競馬のオッズはファンが作るものなので、当然、中山で行われるレースの内枠の馬は人気を被りやすいですよね。

そして外枠の馬は実力があっても、外枠は大きな不利だと思われているので、人気になりにくい。

でも実は外枠有利ですから、外がバンバン激走します。

冬の中山は、かなりボロ儲けの時期です。

という流れですが、ここで残念なお知らせがあります。

実はこの例え、説明するために私が適当に考えたものです。

 

『冬場の中山は内枠がいいのか?外枠がいいのか?』

 

調べてないので、まったく分かりません。

でも正直、『え?そうなの?ちょっと買ってみようかな!』と思いませんでしたか?

これが他の競馬ファンの裏をかく思考なのです。

他人と違うことをしないと勝てない競馬ですから、この思考を常に意識しておいてください。

競馬の格言やファンの常識は、競馬雑誌や書籍、ネットで『競馬 格言』と検索すれば大量に見つかります。

その格言を実際にTARGETのレース検索で調べて、アレンジすれば、いい感じの馬券術が作れるはずです。

くれぐれもTARGETの回収率の良い部分だけを抜き出すことだけは、やらないように気をつけましょう。

 

TARGETの操作方法が分かる動画コンテンツ