クラシック路線を意識している馬は、芝1600m以上のデビュー戦を使うことが多い。
これはもう一般常識化しています。
競馬関係者の期待を背負った未来のクラシック候補生たちが集う、レベルの高い芝1600m以上の新馬戦。
このハイレベルレースを勝った馬の次走、どうなると思います?
きっと強いに決まってますよね?
勝率14% 連対率25% 複勝率36%
単勝回収率96% 複勝回収率85%
推測どおりで、なかなかいい感じの成績と回収率です。
ではここから更に強い馬だけを厳選しましょう。
そうです、社台系の牧場で生産された馬だけに絞ります。
※社台系牧場→社台ファーム、ノーザンファーム、社台白老ファーム、追分ファームの4牧場
勝率20% 連対率31% 複勝率42%
単勝回収率106% 複勝回収率88%
回収率はそれほど跳ねないですが、成績の上昇は素晴らしいですね。
社台系牧場で生産された馬が、芝1600m以上の新馬戦で勝利すると次走以降も注目が必要ということ。
やはり強い馬が集まるレースで勝った馬は、上のクラスに上がっても通用するということです。
さらにここから不安要素を取り除きましょう。
それは年明けにデビューした馬。
新馬戦は6月から始まるので、デビューが遅れるということは虚弱体質や気性面など、何かしらの欠点があると推測できます。
そこで下記の条件にしてみます。
◆条件
1、社台系牧場で生産された
2、6~12月の新馬戦でデビューした
3、芝1600m以上の新馬戦で勝利した
この3つの条件を満たした馬の次走成績は?
勝率21% 連対率33% 複勝率42%
単勝回収率119% 複勝回収率94%
このようにいい感じの成績と回収率になりました。
クラシックの出走権をかけたトライアルレースが始まる時期など、どの馬が強いのか?を比較する際にこの考え方はヒントになるでしょう。
その際は、ぜひ予想の参考にしてください。