今日は、重賞がらみのデータをシェアします。
2013年になりますが、ダート路線で2勝した後、初挑戦の芝レースで朝日杯FSをあっさり勝利したアジアエクスプレス。
私個人としては、とても記憶に残っているレースです。
で、このアジアエクスプレスのように、初めてではないにしても、芝の重賞レースに挑戦する直前のレースがダート戦。
またはダート重賞のレースに挑戦する直前のレースで芝を使った馬。
このようなローテーションのパターンで出走する馬がいますよね。
あなたはこのパターンの場合、どのような成績になると思いますか?
勝率1% 連対率3% 複勝率5%
単勝回収率55% 複勝回収率36%
このように、絶望的な成績なのです。
※前走海外レースの馬を除く
アジアエクスプレスのイメージがあるので、私としては信じがたい成績ですが、これが事実です。
データを取得した5年の期間中に、この馬場変更ローテーションで重賞に挑戦したのは406頭で、そのうち勝利した馬はたったの4頭だけ。
ちなみに、1番人気は4頭該当して馬券圏内なし。
2番人気は2頭該当して2着が1回。
3番人気は6頭該当して1着1回、2着が2回だけと人気上位とは思えない終わった成績です。
突然、馬場(芝・ダ)の違う重賞に出走しても勝てないもなのです。
あまり頻繁には出現しないパターンですが、馬場替わりで重賞挑戦の馬はバッサリと切ってしまってOK。
もちろんレースで走る以上、馬券に絡むこともありますが、そこは事故だと割り切りましょう。