今回は関西馬が関東圏に遠征するときの狙い目を伝授します。
今さらのネタではありますが、視点を変えれば、まだまだ利用価値はあります。
関東遠征とは、関西馬が中山、東京、福島、新潟のレースに出走すること。
上記4競馬場での関東馬(美浦トレセン所属)と関西馬(栗東トレセン所属)の3年分の成績を見比べてみると、
関東馬 勝率6.3% 単勝回収率67%
関西馬 8.7% 単勝回収率82%
このように西高東低ぶりは健在です。
そこでまずは簡単に回収率の高い関西馬の狙い方を紹介します。
それは、障害レースは関西馬の関東遠征を狙うことです。
勝率11% 連対率21% 複勝率29%
単勝回収率90% 複勝回収率85%
回数率100%には届かないですが、障害レースは平地に比べて注目度が低いため、少しヒネると狙えるパターンが見つかります。
障害競走に興味のない人も多いと思いますが、儲かりやすい市場で勝負するのも賢いプレイヤーと言えるでしょう。
他には関西馬が関東に遠征する際に、『芝→ダ』『ダ→芝』と馬場を変更するパターンです。
わざわざ関東に遠征を行なう上に、馬場の変更をするとは、よほどの自信があるか、何か特別な意図があるのではないか?と考えることができます。
勝率5% 連対率10% 複勝率16%
単勝回収率108% 複勝回収率79%
関東遠征&馬場変更の組み合わせで、上記の成績になります。
このように調教師の意図や、他の競馬ファンが気にしていない部分を掘り下げれば、プラスになるパターンは存在します。
しかし安易にプラスになる部分を抜き出すのではなく、理由を説明できる部分を抜き出すように注意しましょう。
「なんだか分からないけど、回収率が100%超えるからOK!」
このパターンは再現する可能性が低いで危険です。