今回はTARGETを調べてて思ったことを書こうと思います。
競争馬の馬体重はいつも変動しているイメージがありますが、実はそれほど大きな変動はしていません。
約半年分のデータで、キャリア2戦以上の馬は32662頭。
※前走との体重変動の話なので、初戦の馬は除きます。
その中で、前走と体重変動がない馬が5084頭もいます。
前走と同じ体重の馬は意外と多いな、という印象。
前走より減った馬は14358頭で、増えた馬は13220頭です。
こちらは似たような数ですね。
では次に成績ですが、
今回減 勝率7% 連対率13% 複勝率20%
同体重 勝率8% 連対率16% 複勝率24%
今回増 勝率7% 連対率14% 複勝率21%
このように、同体重の馬の成績が一番良い傾向です。
馬が成長する時期は別として、これは調整が上手く行っていると考えることもできますよね。
馬体重の増減 = 調子 = 調教師の腕
なんて考え方もできると思います。
では次にレース間隔が3ヶ月以上空いた、休み明けの場合はどうだろうか?
■馬体重~439kg(小型馬)
今回減 勝率4% 連対率8% 複勝率13%
同体重 勝率4% 連対率8% 複勝率13%
今回増 勝率4% 連対率8% 複勝率12%
■馬体重440~499kg(普通馬)
今回減 勝率6% 連対率13% 複勝率19%
同体重 勝率7% 連対率13% 複勝率19%
今回増 勝率6% 連対率12% 複勝率18%
■馬体重500kg~(大型馬)
今回減 勝率8% 連対率16% 複勝率22%
同体重 勝率6% 連対率13% 複勝率21%
今回増 勝率8% 連対率15% 複勝率22%
このように馬体重別に分析してみると、成績に偏りが生まれます。
そしてここでは書かないですが、回収率にも面白い傾向がありました。
興味があれば、ぜひTARGETで調べてみてくださいね。
ひとつの馬券術が作れるネタだと思います。