クライアントや新規の方とメールのやり取りをしていて、自分の使っている馬券術や予想法の成績を把握していない人が多いと感じます。
あなたの馬券術の年間的中率と回収率はどれくらいですか？
という問いに答えられない人が多いのです。
目の前で行なわれるレースに合わせて予想するのは楽しいと思いますが、やはりこの買い方は『遊び』の要素が強いですよね。
その場で思い付いた予想で馬券を買っているということになります。
もちろん競走馬を見る目が肥えていたり、その場で予想してプラスになる方法が確立されているのであれば別です。
しかし、こんな芸当ができる人は少数派ではないでしょうか？
競馬新聞を見て、どれが強そうか？をなんとなく予想している。
これが現実だと思います。
「これまでの馬券収支はどうですか？」という問いに対して、「トータルするとトントンか、少し負けているくらいです」という回答の人が一番危険です。
なぜなら、なんとなくやれている気になっているからですね。
まずは現実を直視しましょう。
成長と変化はそこからです。
ではどうすれば成長できるのか？
年間トータルでプラスに持って行きたいなら、まずはTAREGTのレース検索で、単複で年間プラスになるパターンを見つけることです。
単複馬券を毛嫌いする人も多いですが、基本の単複で儲かる馬を探せない人が、連系の馬券に手を出しても結果は無残でしょう。
例えば普通に予想をしていて、軸馬は決まっていたとします。
次に相手馬ですが、どの馬を買い目に入れようかな？と色々と迷って判断していると思います。
この迷って選ぶ部分が競馬の醍醐味と言えばそれまでですが、迷いはその時の資金の状況や精神状態に左右される可能性がありますよね？
「今日は１万円負けているから、当たったら取り返せるオッズにしよう！」
これはもうどの馬が２着以内に入るのか？予想していない状態です。
これがあなたが競馬で負ける原因です。
人間なので欲望が混じってしまうのは仕方のないことです。
だったら欲望が混じらないように、初めから単複馬券を買う方が抑止になるでしょう。
３連複や３連単の馬券は面白いとか、配当が大きいからとかは言い訳で、まずは『単複でプラスにできる』ということが最優先です。
そこでTARGETのレース検索機能が必要になってくるのです。
そのレース検索でやってはいけないルールがひとつあります。
それは回収率だけを見て絞り込んで行くこと。
例えば、前走４番人気で３着の馬が、今回４番人気だった場合は回収率が２００％ある！
このようなパターンを見つけても、さっぱり儲かりません。
なぜなら根拠がゼロだからです。
数字上のパズルゲームのようなモノは再現性に乏しいので、実際に馬が好走する状況をイメージして、レース検索することが上手く行くコツです。
例えば、休み明けの大型馬は仕上げるのが難しいのか？という疑問からスタートします。
それをレース検索で実際に調べてみて、疑問どおり休み明け大型馬の成績が悪いのであれば、逆に休み明けの小型馬は成績が良いのではないか？という流れで、色んな角度から可能性を探って行く感じです。
レース検索で色々とデータを見ていると、必ずおっ！と思う回収率に出くわします。
そこで冷静に回収率が高い根拠を考えることができるか？
それとも欲にまみれて飛びつき、さっそく週末からその馬券を買うか？
ここがあなたの馬券収支の分かれ道であり、今後の競馬人生の分かれ道です。