競馬関係者や予想のプロも使っている競馬データベースソフト、TARGET Frontier JVを、あなたは使っていますか?
TARGETを使えば、競馬で勝てるようになるという印象を持っている人もいそうですが、TARGETはデータを調べるだけのただのソフトです。
人工知能が搭載されていて、必勝法を勝手に考えてくれる魔法のソフトではありません。
人間が馬券に有効なアイデアを考えて、そのアイデアが本当に通用するのか?
これを調べることが出来るソフトなのです。
例えばレースを観てて、「未勝利戦がデビューの馬ってどうなの?」と疑問に思ったとします。
毎年3月下旬には新馬戦が終わって未勝利戦だけになるので、未勝利戦でデビューする馬は増えてきますよね。
早い馬は2歳の夏にデビューしているのに、3歳の春までデビューできないのは、虚弱体質や成長の遅れ、気性面の問題があるのでは?
このように邪推することができます。
では実際に未勝利戦でデビューする馬の成績はどうなのか?
それをTARGETで調べてみましょう。
条件は2012~2016年の5年間で、未勝利戦でデビューした馬です。
勝率3% 連対率5% 複勝率7%
単勝回収率50% 複勝回収率51%
このように壊滅的な成績になっています。
やはり新馬戦ではなく、未勝利戦でデビューする馬には何か欠点がある!と考えて良いでしょう。
これがTARGETを使えるなら、簡単に調べられるのです。
アイデアは自分の頭、検証はTARGETがやってくれる、という流れですね。
ですが、これだと面白くないので、私なりのアイデアを出してみましょう。
それは社台グループの馬に注目すること。
ご存知、馬産界の帝王グループですが、このグループの生産の馬は、他とは性能が違います。
社台ファーム
社台コーポレーション白老ファーム
追分ファーム
ノーザンファーム
未勝利戦でデビューする馬でも、上記の4つの牧場で生産された馬だけに限れば、
勝率6% 連対率12% 複勝率14%
単勝回収率86% 複勝回収率87%
ここまで成績がアップします。
先ほどの壊滅的な成績がウソのようですね。
社台グループ生産の馬であれば、多少の欠点があっても、能力だけで勝ち負けになるのです。
そしてさらに馬券の対象になれそうな1~9番人気の場合だけを狙ってみると、
勝率11% 連対率19% 複勝率22%
単勝回収率135% 複勝回収率90%
このようにプラス回収になります。
「社台の馬だけど、デビュー遅いし走れるのか?」
「大丈夫か?」
という疑念以上に好走するので、回収率がプラスになるわけですね。
みんなの大丈夫か?が回収率135%の馬券術になるのです。
このようにアイデアとTARGETがあれば、馬券術はそれほど苦労せずに作れます。
ぜひ、あなたオリジナルの馬券術を作ってみてください。
ちなみにTARGETの操作解説動画は、これの特典で観ることができます↓